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鶏の唐揚げの次の次くらいにまんがが好きです。
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光速シスター 1 (ビッグコミックス)

光速シスター 1 (ビッグコミックス)

星里 もちる
小学館



星里もちるが4年ぶりに帰ってきました。

それをきっかけに、このブログも更新復活しようと思います。

結局毎週なんて無理だったと言う事で。ときどき、更新します。

そんな?久々の星里もちる新作。緊張というか、

いつもより余計にドキドキしながら読み始めましたが、

絵でまずほっと一息。長期休養開けって絵柄が変わったりしますが、

変わらない優しいタッチが健在で取りあえずほっとしました。

以前にもどこかで書きましたが、星里もちるの傑作は

「わずかいっちょまえ」と思っています。

確実にまんがちっくな設定の中で、まんがちっくに純粋で

それ故に逆にリアルな主人公達の心の動きの描写、

それこそが味だということです。



今回の作品も、旅先で「何か」に出会い、

気がつくと目の前に「妹」がいた、というところから物語がスタートします。

「妹」の正体は最初からバレバレ、

予想以上にテンポ良く進むストーリー、

わくわくする星里もちるが確かに帰ってきました。

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けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)

けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)

かきふらい
芳文社

世の中のブームに乗って、とりあえず読んでみました。

もともと4コマまんがは好きでしたが、

まったくノーマークでしたね・・・。



なんといいますか、実にまったりというか、

ただただ仲の良い女子高生が「軽音」というクラブ活動を通じて

楽しい高校生活を送る、というそれだけのお話です。

4コマでありながら淡々と時間軸はちゃんとあって、

この2巻ではちゃんと2年生になり、新入生も入ってきます。

今流行りの萌え系と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、

楽しい日常を切り取った、という形は好みのタイプのまんがではあります。



特筆して、まんがとしてすごく影響力があるか、と言われると

じつはあまりそんなことはないんですよね。

でも、テーマが音楽であることが重要だったのだと思います。

その音楽に関して、手を抜かず、というか、

作者の守備範囲内であったことが、この作品をただの萌えで終わらせなかったのでしょう。



まんががアニメ化されることはよくあります。

しかし、まんがとアニメは絶対に別の物であり、

どちらが良いとも悪いとも言えないものです。

ただ、このまんがの場合はこの「音楽」の要素が不可欠で、

それがアニメという世界を得たことでずどん、とはまったのだと思います。

あまり一生懸命アニメを見る方ではないので、

普段は原作まんがの方が好きなことが多いのですが、

この作品に関してはアニメの方が影響力は強いかなと思いました。



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高校球児 ザワさん 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

高校球児 ザワさん 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

三島 衛里子
小学館

週刊とか言いながらものすごい更新滞ってすみません。



なんと言いますか、また不思議なまんがに出会いました。

「高校野球部に所属する女の子の話」ということで、

まぁ何となくストーリーが予想できるわけです。

女子は今のルールでは公式戦には出られません。

そういう悩みとか、でも野球が好きだとか、

そういう話しなのだと読み始めると途端に裏切られます。



元々青年誌に掲載されているまんがですし、

主人公が女子野球部員という時点で、

まず間違いなく主人公に感情移入するのは無理だろうと思います。

このまんがはその点を見事に逆手に取っています。

視点が第三者からのものなんですよね。

「女子野球部員ってどんな子だろう」

という単純な興味、そこをびしっとついてきます。

ある時は同じ野球部員、ある時はバッティングセンターの店員、

ある時はスタンドのおかあさん、ある時は電車の向かいに座った誰か、

という、当事者ではない目線から、ふいっとその子を見た時、

そんな日常のヒトコマがただ淡々とつづられています。



何より驚くのは、ほとんど野球をしていません。

なのに、彼女が野球部員で、野球が好きで、というのが

その日常のヒトコマからびしばし伝わってくるんです。

この表現力、演出力、新人とは思えません・・・・。

この世界観をどこまでも持ち続けて欲しいと思います。



最後まで読んで思いましたが、雰囲気がとても戸田誠二に似ていますね。

出会うべくして出会ったという気がしてきました。



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ももんち (ビッグコミックススペシャル)

ももんち (ビッグコミックススペシャル)

気持ちは確かに動いているんだけど、

それがなんという感情なのかよくわからない、

そんななんとも淡い、淡い、懐かしい雰囲気のまんがです。



元々冬目景はどちらかというと複雑な設定で、

運命づけられたものと戦いながら生きていく、

と言った感じのすこし重いテーマの作品が多く、

その絵柄とも相まって独特の雰囲気を出しています。

今回は「昭和の時代の少女マンガ」を目指したそうですが、

得てして、その絵柄がノスタルジックな雰囲気となり、

淡い恋心を表現するにふさわしい、という新たな発見でした。



美大の予備校に通う一人の女の子が卒業するまでの一年間の出来事、

本当にそれだけの、普通の人の普通の話しですが、

主人公が何とも頼りなげで、でも逆にそれが淡い感情を引き立てて、

何とも言えない雰囲気で、楽しく読めました。



しかし、いかなる話しでも和服が出てくる辺りはらしいです。

あと・・・「花と奥たん」の時もだまされましたが、

この本も普通サイズなのに780円もします・・・。

小学館らしいといえばそうなんですが・・・。



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ぢごぷり 1 (アフタヌーンKC)

ぢごぷり 1 (アフタヌーンKC)

木尾 士目
講談社

『げんしけん』で一気に人気作家になった木尾士目の新作です。

雑誌掲載時からさすがに話題にはなっていたようですが、

『げんしけん』から作者のマンガを読み始めた方には

なかなか衝撃的ではなかったかなぁと思います。

一方、『四年生』『五年生』から読んでいた方には、

むしろ『げんしけん』の方が違和感が大きく、

この作品はむしろ「らしさ」を感じるのではないかと思います。



その初期の作品は、絵柄も今とは全く異なるもので、

とにかく登場人物がよくしゃべるマンガでした。

『五年生』で見せた、単行本一冊かけてひたすら激論する

全裸のカップルというものは本当に衝撃的でした。

元々、絵ではなく、ひたすら文字で、しかも本人の言葉で

登場人物の心の動きを表現するのが作者の源流で、

実は『げんしけん』でもそう言うシーンはたくさん出てきます。

しかし、その題材と、今風の絵柄が先に出て、

そういう作者の本質が少し隠れていたのかも知れません。



今回の作品は、絵そのものは『げんしけん』同様今風の絵です。

18歳でおかあさんになってしまった双子の話。

ところが内容は子育ての負の部分というか、

それも初めて母親になった女性が精神的に葛藤する部分のみを

強調しているために、強烈な印象を残すでしょう。

どうやら賛否両論という感じですが、

逆に言えば、どちらにしてもしっかりと木尾ワールドに引き込まれた証拠。

木尾士目本来の、心に踏み込んでくる、心に踏み込んだ表現力、

それが存分に発揮されただけの、実にらしい作品だと思います。



しかし、前回はそれは「オタク」というある種マイノリティが題材で、

その立場にある人はオギーの苦しみなどは現実味があったのでしょうけど、

一般的な読者にはどこか、他人事、という安心感がありました。

今回は「子育て」という、極めてマジョリティな題材なだけに、

例え男性であってもとても他人事とは思えず、

もろに影響されてしまう、それだけの差かなと思います。



それはそれとして、ここまで赤ん坊がリアルに描かれた

子育てマンガは初めてです・・・初見でそれを受け入れられなければ、

この作品そのものを受け入れられないかと思います。



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